三才山紬は、長野県の松本市と上田市の境目にある山、三才山から名前を取っています。この紬の始まりは、故・横山英一氏が織り始めたことにさかのぼります。現在、三才山紬を製作しているのは、横山さんの家族であり、息子の俊一郎さんご夫婦が受け継いでいます。彼らは自宅の裏山から採取した胡桃、玉葱、漆、栗、上溝桜などの素材を染料として使用しています。デザインは横山さんが手がけており、縞や格子が主流で、技巧的な模様よりも色彩の美しさと風合いの良さが際立っています。豪華さはないかもしれませんが、日々着用しても飽きることがなく、高品質な糸でできているためシワになりにくく、非常に軽いのが特徴です。
画像の着物・帯は弊社で過去に買取したものです。
三才山紬の着物・帯の高価買取は是非、京都高級呉服買取センターにご相談下さい。