染織作家の中村澄子さんは、八重山上布の伝統を受け継ぐ家に生まれました。彼女の実家である池城家は、曽祖父の時代から八重山上布を織り続けており、曽祖父は琉球王朝時代に人頭税としてこの布を納めていました。 中村澄子さんは池城家の4代目にあたり、父である池城安裕氏から技術を学びました。彼女は海さらしによる自然な白地に伝統的な絣模様を取り入れ、美しい八重山上布を制作しています。 彼女の功績は1991年に沖縄県指定無形文化財「八重山上布」保持者に認定され、数少ない職人の一人としてその名を刻んでいます。
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