太田亜希さんは1984年に京都で生まれ、大学でテキスタイルデザインを学んで卒業しました。その後、沖縄に渡り、首里織の第一人者である日本工芸会正会員の伊藤峯子氏に約5年間師事し、首里織の技術を習得しました。 その後、京都に戻り、個人の染織作家として活動し、2015年には工房あき福を立ち上げました。太田亜希さんの感性と技術力は高く評価され、工芸品の公募展で受賞するなどしています。 太田亜希さんの作品は帯を含めても1ヶ月に2点程度しか製作されず、流通量が極めて少ないため、彼女の作品を目にする機会はほとんどありません。そして、太田亜希さんの作風が多岐にわたっているため、太田亜希さんの作品はまさに一点ものです。 太田亜希さんの父親は、全国の逸品紬や染織作家の品を専門に取り扱う問屋業を営んでおり、彼女は若い頃から一流の生地に触れる機会に恵まれました。太田亜希さんは消費者の手元に届く生きた作品に触れることで感性を磨き、伊藤峯子さんの元での修行と共に、さまざまな素材や技法、色やデザインに関する知識を得て、自身の感性に厚みを与え、唯一無二の新しい作品を生み出しています。
画像の着物・帯は弊社で過去に買取したものです。
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