故・小島悳次郎さんは、現在国画会正会員で人気の高い小島貞二さんのお父様であり、昭和の型絵染作家の第一人者でした。昭和17年には芹澤銈介に師事し、その後隣家に移り住み、深く民藝に触れながら沖縄の紅型染め(型絵染め)の技法を身につけました。彼は民芸の枠に囚われず、西洋美術や音楽にも深い造詣を持ち、何度も渡欧するほど傾倒しました。そのエキゾチックな感性や独特の色彩感覚は、今でも多くの人々に魅力として受け継がれています。戦時中の苦難を経験しながらも、彼は独自の研究と創作を続け、後世に残る数々の素晴らしい作品を生み出しました。
画像の着物・帯は弊社で過去に買取したものです。
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