徳田義三さんは西陣の機屋に1906年に生まれ、糸染めの技術や織り組織の研究を積み重ねながら、西陣の織屋を渡り歩きました。型友禅や織物の図案家として活躍し、1955年には正倉院文様に魅了されて纈纈(しょうざん)の研究を始め、1979年にはその復元に成功しました。彼の作品は、しょうざん、帯屋捨松、洛風林など多くのメーカーや機屋によって制作されましたが、従来の枠にとらわれることなく、徳田義三さん独自の世界観で作られていたため、呉服業界に大きな影響を与えました。1992年に亡くなりましたが、徳田義三さんの図案は今もなお斬新であり、後世に受け継がれることでしょう。
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