上野為二は、明治34年に京都で生まれた染織家であり、友禅染の世界で著名です。彼の生家は元々京友禅の製作に携わっていた家系で、父である上野清江も京友禅の名職人として知られていました。 上野為二は父から京友禅の技法を学び、さらに日本画や西洋画から絵画的構図を取り入れた大胆で画期的な京友禅を生み出しました。上野為二の作品は独自の世界感を醸し出し、芸術性が高く評価され、昭和30年には人間国宝に選ばれました。 初代為二の直系の孫である上野眞さんは、二代目上野為二を襲名し、現在も精力的に活躍しています。上野家の京友禅は、落ち着いた色調と絵画のような細やかな表現が特徴であり、幅広い年代の方に喜ばれています。
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