古澤万千子さんは東京・浅草で生まれ、東京都立第一高等女学校在学中から東京芸術大学の教授である久保守氏に師事し、5年以上にわたってデッサンと油彩を学びました。その後、国画会会員である森義利氏から染色の基本技術を学び、さらに森氏を通じて型絵染の芹沢銈介氏や日本民藝館館長の柳宗悦氏との交流を得ました。昭和32年に国画会工芸部に初出品し、昭和35年には国画会新人賞を受賞し、その後も昭和38年に国画会会友優作賞、昭和41年から52年まで12年間にわたって日本民藝館新作展の審査員を務めました。結婚を機に昭和46年に大分県大分市佐賀関町に移り住み、大分の自然や風景を題材にした作品も手がけました。 古澤万千子さんは天然染料のみを使用し、化学染料を使わないこだわりを持っています。彼女の作品は派手で大胆なデザインでありながら、優しく温かみのある色合いが特徴です。
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