吉岡常雄氏は、京都にある染色工房「染司(そめのつかさ)よしおか」の4代目当主です。吉岡常雄氏は日本の伝統色を再現するために、古典文献を研究し、世界中の染織品や技術に触れながら、自然の染料による染色に取り組んできました。特に貝紫の研究は他に類を見ないものでした。 常雄氏の作品は、貝紫染めをはじめとして、古代染色や天然染料の研究で知られています。彼は絹や麻、木綿などの天然素材を紫草の根や紅花の花びら、茜の根、刈安の葉と茎、団栗の実など自然界の植物で染め、その美しい色を生み出してきました。 自然から抽出された色には、温かさや命の源を感じさせる深みがあります。
画像の着物・帯は弊社で過去に買取したものです。
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