塩入守治さんは長野県上田市出身で、芹沢銈介氏に師事し、国画会の会員である型絵染作家でした。塩入守治さんの作品では、型紙にはカキの渋で張り合わせた和紙が使用され、全面に絹の紗(網)が漆で張り付けられ、こぬかともち粉で練った糊で型付けされ、それを染めるという手法が採用されています。かつては型付け専門の職人も存在しましたが、塩入守治さんは図案を型紙に描き、一刀一刀を丹念に彫り上げ、全てを一人で制作しました。彼は1994年に他界しました。
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