小川内弘さんは、久留米絣の重要な無形文化財技術保持者であり、大正から昭和にかけて代表的な作家の一人でした。彼の手織りによる久留米絣は、天然の藍染めによる深い藍色と白い絣が映える逸品であり、重要無形文化財に相応しい作品です。 小川内弘さんの作品は現存数が非常に少なく、希少価値が高いものとなっています。数年前までは、ご子息の龍夫さんが制作を続けていましたが、跡を継ぐ人物が現れず、現在は廃業しています。 民藝運動の父である柳宗悦は、「用の美」という概念を提唱しましたが、小川内弘さんの久留米絣は、着用されることでその美しさが際立つと言えます。
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