樋熊哲也氏は、草木染と手絞りという日本古来の染色技法にこだわり、日本画を基調とした新しいきもの美を生み出し続ける作家です。現代日本を代表するきもの作家のひとりとして広く知られています。 1952年に新潟県十日町市で生まれ、染色及び日本画を学んだ後、植物染料草木ローケツ染めの研究を積み、辻が花染めの技法を取り入れた作品の制作に専念しました。1985年には、日本画を基調とした新しい作風を確立し、日本百景の制作研究に取り組みました。 彼の作品は、きものサロン冬号などで幻想辻が花作家として紹介され、1992年には創作活動20周年を記念して銀座東武ホテルで個展を開催しました。以後、彼は演歌歌手の中村美津子さんや女優の三田佳子さんなどの衣装制作にも携わり、その技術と才能が高く評価されました。
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