河野香奈恵さんは着物地や帯地を手掛ける染織家です。彼女は青梅市出身で、幼少期から絵を描くことが好きで、中学卒業後には女子美術大学付属高等学校へ進学し、大学ではファッション学科を専攻しました。 卒業制作では、初めて着物と帯を織り、縦糸と横糸だけで表現する中で自由を感じ、現代的な感覚を取り入れて制作しました。卒業後は、染織の神髄を学びながら創作活動を行うため、染織家の小島秀子さんのもとで活動しています。 河野香奈恵さんの作品は国画会が開催する「国展」や他の作品展でも多数の受賞を受けており、2019年には国画会準会員になり、将来を期待される染織作家として注目を集めています。 彼女の主な表現方法は、糸をくくり、色を染め分けて柄を作る絣技法と、縦糸と横糸の交差で文様を作る綾織です。また、作品に使用される絹糸は、自身で染料を調合し染められています。 河野香奈恵さんの作品は鮮やかな彩りがもたらす優艶な大人のスタイルを特徴とし、細やかな文様が繰り広げる魅惑の世界を表現しています。
画像の着物・帯は弊社で過去に買取したものです。
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