日本工芸会正会員、染織作家である石月まり子さんは、小岩井紬工房に入門後、独学で染織を学ばれました。しじら織で知られ、光沢感のあるふっくらした織り味の優しい作品を制作される染色作家です。 しじら織は、ごく細かいしぼによって布が肌から離れ、サラサラとした風通しの良い着心地の夏生地です。古代種の蚕から得た絹糸の見事な光沢と発色の良さを生かし、複雑な織を駆使して羽衣のような軽やかさと肌離れの良い張りを生み出し、夏衣としてこの上ない質感が圧倒的な美しさを表現しています。 ◇主な受賞 ・平成16年 第44回日本工芸会東日本支部 伝統工芸新作展 正絹しじら織着物「舟の夢」 東京都教育委員会賞 受賞 ・平成19年 第47回日本工芸会東日本支部 伝統工芸新作展 しじら織着物「夕波」 東京都教育委員会賞 受賞
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