築添純子さんは1945年に兵庫県で生まれました。1968年には人間国宝である志村ふくみさんに師事し、染織を学びました。その後、伝統工芸展で何度も入選するなど、才能を発揮しました。1986年には日本工芸会正会員に認定されました。 築添純子さんの作品は、エジプト綿やトルファン綿の100〜120番の木綿糸を素材とし、植物染料で染色されたものを平織りで仕上げられます。彼女は経糸に色の構成の万能性を追求し、緯糸に心象風景を織り込んでいます。その作品は心安らぐ草木染の趣きを持ち、洗練された極細の糸で織り上げられた美しい絣が特徴です。絹の紬とは異なるしっくりとしなやかな軽い着心地も魅力のひとつです。
画像の着物・帯は弊社で過去に買取したものです。
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