篠原晃代さんは、故・鎌倉芳太郎氏に師事し、戦火で途絶えた琉球紅型の技法「おぼろ型」を復元しました。その技法を継承し、作品を制作していました。おぼろ型は、2枚以上の型紙を使用し、複数回染めを重ねる手法です。手間がかかりますが、複雑な模様や色の重なりを表現でき、柔らかく優しい作品を生み出します。篠原晃代さんは、日本工芸会正会員としても活動しましたが、2022年に亡くなりました。現在は義理の娘である優子さんがおぼろ型染の作品を製作しています。
画像の着物・帯は弊社で過去に買取したものです。
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