遠藤あけみさんは、日本工芸会の正会員であり、岩井香楠子さんの工房で30年間修行した後、独立して「型絵染」の染織家として活動しています。 「型絵染」とは、個性的な下絵や絵柄を考案し、型彫りから染色までの工程を一人で手掛ける技術です。この技法は、1956年に人間国宝に認定された染色工芸家の芹沢銈介氏によって生み出されました。遠藤あけみさんは、この技法をさらに発展させ、絵画的表現に焦点を当て、創造性豊かな染色技法を追求しています。 遠藤あけみさんの作品は、芹沢銈介氏の伝統に続く「型絵染」という技法を継承しつつも、可愛らしさや繊細さ、都会的でモダンな要素を取り入れています。彼女の作品には身近な野草や小さな動物たちが生き生きと描かれ、その魅力によって伝統工芸展で連続して入選する人気作家となっています。
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