龍村晋(たつむらしん)さんは、帯の染色工芸作家であり、父である龍村平蔵さんは古代裂(こだいぎれ)の復元における第一人者で、着物の染織工芸の巨匠でした。 龍村晋さんは、龍村平蔵さんが正倉院の古代錦をはじめ多くの名物裂を復元し、美術織物を創作した三男であり、父の著作権を引き継ぎ、その研究と復元制作を継承しました。 父である平蔵さんのもとで匠の技と感性を学び、染織の技術と感性を磨きました。彼はユーラシア大陸を横断して意匠の題材を追求するなど、帯の研究に熱心に取り組みました。彼自身も90年の生涯を帯の制作に捧げ、日本はもちろんシルクロードや西欧から広く題材を取り入れ、「伝匠名錦」と呼ばれる独自の帯を生み出しました。龍村晋さんが生み出した「伝匠名錦」は、高い芸術性を有する帯として広く知られています。
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