江戸時代末期から続く染司・吉岡家は、現在6代目の更紗さんが、5代目の幸雄さんの遺志を引き継ぎ、紅花や紫草、団栗、刈安蘇芳など、自然の恵みを用いた植物染料のみで日本古来の伝統色を生み出しています。彼らは東大寺をはじめ、歴史ある寺社に奉納する造り花も染めています。 昔ながらの手法で生み出される日本の鮮やかな伝統色は、海外からも注目されています。訪問着や帯も鮮やかですが、化学染料にはない優しい色彩を持っています。4代目の常雄さんは世界の染色研究に没頭し、特に貝紫の研究で第一人者でしたので、帝王紫はその代表的な色として知られています。
画像の着物・帯は弊社で過去に買取したものです。
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