山本和子さんは、50年以上にわたり創作活動を続ける染織作家です。山本和子さんが手仕事の美に初めて感銘を受けたのは、高校時代に出会った美術教師であり国画会所属の画家である尾田龍さんでした。その後、女子美術大学で染織の道を選び、染織家の柳悦孝氏に師事しました。山本さんは長年にわたり「森へ行こう」というタイトルで作品を制作してきました。柳悦孝先生からの教えに基づき、大地が生み出す資源を大切にする姿勢を持ち続けています。昭和17年に生まれ、昭和41年に東京の女子美術大学を卒業後、地元の兵庫県姫路市で創作活動を開始しました。染織工芸家として、天然繊維と天然染料・化学染料を用いて作品を表現し、高い評価を受けています。彼女はさまざまな展覧会に出品し、平成23年には兵庫県文化功労者を受章しました。現在は兵庫県工芸美術作家協会の相談役も務めています。
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